横浜旅行④ 横浜美術館ルノワール展~

嫁です。とうとう美術館、どきどきして前日は寝られなかった・・・気がします。

横浜美術館

概要

横浜美術館開館30周年を迎えています。
設計は丹下健三さん。シンメトリーの玄関がどーんとそびえ立っています。
一歩踏み入れると吹き抜けのエントランス、グランドギャラリーが広がります。

今回、初めて訪れましたが建物だけでも素敵なところですね。
既に楽しい

住所

神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1

アクセス

みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい駅」3番出口から徒歩3分
JR、横浜市営地下鉄「桜木町駅」から動く歩道を利用し徒歩10分

ホテルはみなとみらい駅直結だったので歩いてすぐでした。
便利なところに予約してくれて、さすがのチョイスです、旦那さん。

特別展

オランジュリー美術館コレクション
ルノワールとパリに恋した12人の画家たち

なんとこの展覧会、巡回しないのです。わがまま言って、はるばる飛行機で連れてきてもらいました。へへ。

パリ、モネが描いた「睡蓮」の間で有名な「オランジュリー美術館」の改修にあたり、約70点が21年振りに来日する貴重な機会です。
もちろんフランス行きました。オランジュリー行きました。
あの感動を日本で味わえるなんて、これは見逃せないのです。

入館・チケット料金

開館は10:00~
ちょっとだけ旦那さんに遠慮して(笑)9:30過ぎにチェックアウトしました。
まっしぐらに美術館へテクテク・・・
開館前に到着!

なのに・・・

既に美術館の入り口には長蛇の列がありました。
油断してたー。

一般:1700円
ちなみに現金のみの対応でした。

音声ガイド

上白石萌音さんがナビゲーターです。
そしてルノワールの作品にちなみ?、ピアニストの方の演奏がBGMで流れて心地よいひとときでした。
1台550円

13人の画家たち

タイトルにもなっているので紹介します。
ルノワールモネルソーセザンヌピカソモディリアーニマティスユトリロスーティンシスレードランヴァン・ドンゲンローランサン
有名どころが並びますね。

おすすめ作品

なんと言ってもこれ!
オーギュスト・ルノワールの「ピアノを弾く少女たち

私に美術の入り口を教えてくれた大好きな1枚です。
ピアノの音色が聞こえてきますね♪

もう一枚は
アンリ・マティスの「ブドワール(女性の私室)
赤や緑、黄色の原色のイメージが強かったのですが、パステルな色使いに驚きました。

いやー大満足。
すごく楽しかったです。

一応、旅行記まだつづきますー

広島旅行⑦ 広島県立美術館バレルコレクション~

嫁です。

世界遺産に行ったり、
ご当地ものを食べたり、
いろいろしましたが、全ては序章にすぎません。

旅のクライマックスにして最大の目的地へ。

広島県立美術館
印象派への旅 バレルコレクション 海運王の夢

巡回展であり、全国で既に公開され、チェックはしておりました。
今回、開催期間にお休みが重なり、
とうとう訪問することができました。

やったー!!

アート好きな方の中でも
印象派の絵画が好きなかたは比較的多いと思います。
小難しい雰囲気はなく、親しみやすいと思います。

私の趣味に付き合ってくれる
一般的な趣向の旦那さんも、
「この人たちの絵は好きー」
と言ってくれる守備範囲の広さです。

船舶の売買などの海運業で巨額の富を得た、
海運王ウィリアム・バレルさん。
彼の9000点を超える美術作品を所蔵する、
美術館「バレルコレクション」から80作品が初航海を遂げました。
ルノワール、セザンヌ、マネ、ゴッホ、ドガ・・・
有名どころの傑作がずらっと並びます。

音声ガイドを聞きながら、私も大航海へ導かれます。

展覧会は3部で構成され、
写実主義から印象派への流れを順に追っていくことができます。
第1章:身の回りの情景
第2章:戸外に目を向けて
第3章:川から港、そして外洋へ

間近でみる絵画はキラキラしていて、
光の結晶が見えるようでした。
印象派の絵は特に見る角度や距離によっても表情を変えてくるので、
飽きることなくずっと観ていられます。

今回私が特に魅了された絵はこちら、
ウジェーヌ・ブーダン
トゥルーヴィルの海岸の皇后ウジェニー」です。

画面の大半を空の青が占め、雲や空気の流れまで感じられます。
ご婦人の赤と黄色のドレスが景色に映えますね。
いかにも、ただものではない予感・・・

こちらもブーダン。
トゥルーヴィル、干潮時の埠頭」です。

まだまだ美術勉強中の私は、恥ずかしながら
ブーダン、名前くらいしか知りませんでした。

19世紀のフランス画家で、印象派の先駆者のひとりと言われ、
モネに戸外制作を勧めた方だそうです。
海辺の風景をたくさん描き、「空の王者」と呼ばれた程、大気や天候の移り変わりを繊細に筆で捉えたようです。

好きだなー
完全に私好みです。

その他の作品も、柔らかい雰囲気のものが多く、
素敵な展覧会でしたー

満足満足、楽しかったー

これにて、広島旅行記終了です。

最後までお付き合いありがとうございました。