嫁です。山の宿、お部屋の紹介は前の記事を参照してくださいね。
秋田の秘湯、乳頭温泉郷を訪れました。
その中でも最も古くから、1688年あたりから温泉宿としての歴史をもつ、鶴の湯さんの温泉を紹介します。東北の自然に溶け込む風光明媚な湯治場でした。
鶴の湯さんは・・・
乳頭温泉郷の中で最も古い歴史を持ち、秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉。
今なお警護の武士が詰めた茅葺き屋根の長屋「本陣」が残っている。
乳頭温泉組合 公式ホームページ
私たちは鶴の湯さんの別館、山の宿に宿泊し秘湯を楽しみました。
山の宿の温泉だけでなく、鶴の湯温泉本館の温泉も無料で楽しめるのがうれしいポイントです♪
別館は温泉郷からは離れているので、定時に鶴の湯本館の入り口までマイクロバスで送迎をしてくださいます。夜は特に暗くなり、森の中を進みますので、送迎がとても便利でした。
鶴の湯 本館
まずは到着後夕飯前に鶴の湯さんの温泉を満喫しました。
こちらでは、泉質の異なる4つの源泉が湧いています。
それぞれ白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と源泉名がついており、1軒で湯めぐりができてお得な温泉場ですね。
門を抜けると、本陣が建ちならびます。宿泊施設やお食事処となっており、風情がありますねー
泉質
含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉、含重曹・食塩硫化水素泉
効能:高血圧症、動脈硬化症、リウマチ、皮膚病、糖尿病他
見た目、全部白いお湯で、素人目には違いはよく分かりません。でも入ってびっくり、とろとろ具合や肌触りはまるで違うのです。
売店
売店では、写真の鶴の湯さんのポスターを版画にしたものが販売されていました。お土産に私たちもGETしましたよ。素敵な思い出です。
温泉
温泉へ続く道・・・この先は現地でお楽しみください。
暗くて分かりにくいですが、最も大きな白湯です。混浴露天風呂となっているので女性も入れますが、入る勇気は・・・ありませんでした。
夜になるとまた景色が変わります。日帰り入浴で訪れていた方が帰り、ひとっこひとり見当たりません。
まるでタイムスリップしたかのようでした。
別館 山の宿
鶴の湯本館から引湯をされ、泉質は白湯(美人の湯)と同じ白濁した天然温泉です。
こちらは山の宿宿泊者限定の温泉。日帰り入浴もされていない貴重な温泉です。
内湯が2種と露天風呂が2種ありました。共用の大浴場はありません。それぞれ予約制ではなく、先着順でお風呂が空いているときに内カギをかけて貸切りにして利用します。
いつもどこかのお風呂は空いていたので、長時間待つということはありませんでした。
泉質
含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型)
効能:慢性皮膚病 高血圧 動脈硬化症 慢性婦人病 糖尿病
札と一緒に鍵がかかっているので、こちらを持って入浴します。
今は全部空いてますね。
温泉
大自然に囲まれて、森の声を聞きながら・・・まったりすべすべになりました。
湯治場の名の通り、観光ではなく長く泊まって身体を休めたい、すてきな温泉でした。もちろん1泊でも十分身体は癒されましたよ。
次回はごはん紹介につづきますー